なにもしなくていいバイトでお金を稼いだ
つい最近、派遣のバイトに登録してみました。そして、初出勤。
豊田スタジアムで行われた、サッカーの試合のスタジアムスタッフのバイト。
チケットの確認や、お客さんの案内窓口だったり。まあいろいろあるんですが。
ぼくはその中で、「エレベーターを守る係」でした。
というのも、業務用エレベーターに間違えてお客さんが乗らないようにするというもの。
チケットを確認することもなく、お客さんから話しかけられることはほとんどありません。一時間に一回あるかないかくらい。
棒立ちするのが仕事かってくらいなにもやることがありませんでした。
棒立ちすることにお金が発生している状況。なにもしなくていいバイトでした。
「ラクしてお金が稼げる」って、けっこうの人たちは嬉しいですよね。
インスタグラムとかに「五分で一万円!」みたいな広告たくさんでてますし。
でも、今回のバイトをしてみた感想は、もう二度とやるか、って感じです。
なにもしなくていいし、ラクなのはたしかなんですけど、まじでつまらないです。ほんとに。びっくりします。
ぼくはエレベーターを守ってるわけなんで、そこからあまり離れてはいけません。
つまり、「なにもしないこと」「なにも動かないこと」を強制されています。
しかもこれ、なんと八時間です。休憩はあるにしても、八時間エレベーターを守るマンです。
超自由気ままに生活していたぼくにとっては、超ラクに稼げるバイトが地獄でした。とても。
かわいい人が同じエリアにいたから、そこは救われました。ナムアミダブツ。
ついでに突っ立ってるあいだに考えてたのは、就職ってやっぱりしなくていいや、ってこと。
新卒で高くて月30万。先輩たちにきくと、まあ平均20万とかでした。
月給20万だとすると、1日1万円稼いでいるわけです。
そんなら就職しないで、バイトでもいいなあ、と。
性格的にひとつのことを続ける自信はないし、すぐ他のものにも手を出したくなります。
就職してしまうと、バイトよりも縛りの強度がたかいので、バイトよりは乗り換えにくいわけです。
超気分屋のぼくにとっては、やりたいバイトを飽きるまでいくつかやる、っていうのがぴったりです。
まあ、就職はやっぱりしないでいいなあと思ったりもしてました。
就職とかバイトとかして、「お金を稼ぐ理由」を考えると、生活コストが高すぎるというところにいきつくので、田舎にすんだり農業したりで、コストを極限まで下げたら、バイトすら必要ないんじゃないかって話にもなってます。
ここはまた掘り下げようと思います。
今回の書き溜めは、「超ラクなバイトでお金を稼いだら、就職せんでいいやん。」ってなった話でした。以上。(話がトビトビ)