自分がどう考えて、どう行動するか
情報が多すぎる今、「なにをいうか」ではなく、「だれが言うか」のほうが圧倒的に重視されています。
無名のぼくが「情報発信時代だ!」というよりも、誰よりもブログを書いているキングコング西野さんとか、インフルエンサーさんたちが言ったほうが、圧倒的に説得力があります。
そんな時代のなか、圧倒的に勘違いしていたことがありました。「どの意見が正しいんだろう」と、探しながらネットサーフィンし、発信していたことです。
西野さんや箕輪さん、インフルエンサーたちの意見をみて、「あぁ、なるほどなぁ」とおもったものを、自分なりの言葉で発信する。
それが価値あることだと思っていたし、いいねが多くつくとうれしくなっていました。
でも結局、ただ憧れている人たち、かっこいい人たちの、意見をうすめて広げている、影武者みたいなことをしているだけでした。
自分がなにを考え、どんな行動をしているのか、したいのかには目を向けず、ただただ強いものに惹かれ、そのまま真似をしているだけだったのです。
人を創りあげるのは、"自分が"なにを考え、"自分が"どう行動したのか、それのくり返し。
ただ何者にもなれないことを恥ずかしく思い、一生追い付くことのできない憧れを追いかけていたぼくは、"自分"に目を向けていませんでした。
ぼくはこれからは、自分が正しいと思うことをするし、自分で考えて自分で行動する、この反復をつづけて自分を創りあげていきます。
誰かから学びとることは大事なことだし、たくさん学びましたが、その人になろうとしてはいけない。その一線を越えてしまっていた、という話でした。